バレンタインも近いし、いい加減リクエスト小屋を消化していこう企画(長っ) ・・・というわけで、第一弾は複数の方からリクエスト頂いていた恋人自慢合戦で思いますー。 ぶっちゃけ収拾がつかないんじゃないだろうかと不安ではありますが先ずは攻め連中編から 行ってみよう、やってみよーう♪(落ち着こうYO) ‖アーネスト+オスカー、ギャリック+ルーファス編‖ アーネスト(以下E):「・・・む、ここか会議室は」 オスカー(以下O):「そのようだね、早く入りなよ」 ノックをした後、入室。 E:「失礼する」 ギャリック(以下G)&ルーファス(以下R):「!!」 O:「あれ、先客がいたね」 E:「・・・・・・・誰だ?」 G:「そっちこそ、誰だよ」 E&G:「・・・・・・・・・・・・」 R:「ギャリック、このままだと話が進みません。さっさと自己紹介してしまいましょう」 G:「あ?・・・・チッ、仕方ねえな。俺はギャリック=ラゼリオン。グランゲイル軍大尉だ。 今日は特別な会議があるとかでここに呼び出された・・・・以上だ」 E&O:「(・・・・舌打ち)」 バチコーーン! G:「いってぇーーー!」 ギャリック、鞭にて打たれる(もはやお約束) R:「ギャリック・・・貴方という人は!初見の方の前でくらい愛想を振りまいたらどうですか! 申し訳ありませんお二方。彼はこんな態度ですが悪い人ではないのです。気を悪くされないで下さいね?」 E:「いや・・・別に気にしていない」 O:「愛想がないのは君も一緒だもんね、アーネスト」 E:「喧しい。・・・・・自己紹介だったな。俺はアーネスト=ライエルだ。そっちの紫のはオスカー=リーヴス。 二人共インペリアルナイト・・・国王直属の近衛騎士で、ここにいる理由はそちらと一緒だ」 O:「ちょっと、人を取って付けたように紹介しないでよ!せめてバーンシュタイン一の美男子とか付けてくれない?」 E:「・・・・・お前の病気(ナルシスト)に付き合う理由がない」 O:「病気って言わないでくれるー?」 E:「自覚がないのか貴様は、性質の悪い・・・一度本格的に病院で診てもらえ」 O:「あー、腹立つーーー!!ほんっと君は口も性格も悪いよね!」 E:「貴様に言われたくない」 いつもの漫才が始まった二人を他所に残された二人はといえば。 G:「よかったな、ルーファス。お仲間がいて」 R:「ははは、それどういう意味ですかギャリック」 G:「どうって・・・お前だってへんた・・・ぐふぉっ」 言い終わる前に、ギャリックの腹部にルーファスの拳が入る。 R:「ギャリック・・・それ以上言うと、ぶっ飛ばしますよ?(にっこり)」 G:「・・・・・・・・・・(もう殴ってんじゃねえか)」←でも口には出さない人 R:「ああ、そういえば私の紹介がまだでしたね。私はルーファス=バードゼルフ。 階級はギャリックと同じく大尉です。以後お見知りおきを・・・アーネスト殿にオスカー殿」 E:「!・・・ああ・・・よろしく」 O:「ルーファスにギャリックね、覚えたよ。こちらこそよろしく」 G:「(鶴の一声・・・ってか。まあ、多少の分別はあるみてえだな・・・)」 R:「さて、自己紹介がすんだところで、用件を済ませてしまいましょうか」 E:「用件・・・・。ああ、会議の事か。それで?我々は一体何を話し合えと言うんだ?」 G:「それならこの紙に書いてあるとか・・・変なウサギ(管理人)が渡してきたぜ」 O:「変なウサギね・・・」 E:「おい、そこで何故俺を見る」 O:「見てませんー、自意識過剰じゃないの君は。僕が見つめるのはカーマインだけですぅ」 E:「見るな、穢れる。この淫魔が!」 G:「・・・おい、話が進まねえよ」 R:「貴方に言えた事ではないと思うのですが・・・」 G:「っせえな!いいからとっと進めるぞ。議題・・・は・・・・・・・・・」 R:「どうしました、ギャリック?」 G:「・・・・な、何か妙な事が書いてあったような気がする」 R:「はあ?何ですか妙な事って。貸して御覧なさい」 G:「あ、てめっ・・・」 R:「えー・・・『ここに集まった四人で恋人自慢をする』だそうですよ」 G:「〜〜〜〜ッ///」 E&O:「・・・・・・・・・・・はあ」 O:「つまり僕らはカーマインを褒め称えればいいの?」 E:「何か違わないかその解釈・・・」 閑話休題 O:「まあ、ハニー自慢ならね、任せてよ。うちのカーマインは超美人だから、男だけど」 G:「男なのかよ・・・。まあ、俺も人の事言えねえけど・・・で、美人ってどんなんだよ」 R:「おや、ギャリック興味があるんですか」 G:「悪ぃかよ。顔も分かんねえ奴の話し聞いててもピンと来ねえっつーか・・・ま、そんなもんだ」 O:「顔ねえ・・・口で説明するより実際見てもらった方が早いと思うんだよね。というわけでアーネスト」 E:「・・・何だ、って貴様!勝手に人の懐を探るな!!」 ごそごそ(懐漁り中) O:「お、あったあった」 R:「財布・・・ですか?」 O:「うん、そう。アーネストの事だから・・・・ああ、やっぱり入ってた。ほら、写真」 E:「ば、・・・やめろ!」 G:「おいおい、アンタ・・・今時財布に恋人の写真って・・・律儀というか随分と古典的な奴だな」 E:「う、煩いっ!勝手に見るな!」 G:「まあまあ、落ち着けって。それにしてもこれ・・・隠し撮りっぽくねえか?」 O:「そりゃ趣味みたいなもんだからね、隠し撮り」 G:「へー・・・(胡散臭げ)」 E:「ひ、人聞きの悪い言い方をするなっ!胡散臭そうにも見るなっ!」 G:「まっ、世の中には色んな趣味の奴がいるって言うしな・・・。で、これがカーマイン、ね。 確かに美人というか艶かしいというか一言で言えばお色気担当?っつーか・・・」 E:「・・・・・惚れるなよ」 G:「・・・いや、美人だとは思うが・・・趣味じゃねえよ。安心しろ」 E:「む、それはそれでムカつくな」 G:「はあ?!じゃあどうしろっつーんだよ、我侭だなっ!」 R:「まあまあ。あ、ちなみに彼の趣味はこういう子です」 何処からともなく、ゼオンシルトの写真登場(何処から?) E:「・・・・・・ロリコン?」 G:「なっ、何でそうなる!?」 O:「どれ・・・。ああ、確かにこれはちょっとロリ入ってるよね、可愛いけど」 R:「だ、そうですよギャリック」 G:「ルーファス、テメェ何を他人事みてえに・・・お前だってこれが趣味だろうが!」 R:「はい、そうですよ。いいじゃないですか、別にロリ入ってようと可愛いんですから」 G:「(・・・・・そういう問題なのか?)」 R:「まあ、ゼオンは可愛いというのが全ての魅力ですよね。顔もですけど言動も可愛いですし」 G:「・・・確かに純粋というか、純朴というか、鈍くさいというか、田舎くさいというか・・・」 R:「ギャリック、途中から悪口になってますよ」 G:「ば、誰がんな事言ったよ!鈍くさいっつーのはつまり面倒み甲斐があるっつーか、 構い甲斐があるっつーか、何もないとこですっ転ぶとこなんて危なっかしくて目が離せねえしだな・・・。 あれ、俺何言ってんだ・・・・あー、つまりだな・・・その・・・・」 O:「つまりそんなところも大好きだぞー、っと」 G:「は、はあ?!何言ってやがる!お、俺はただなぁ・・・///」 E:「どっちなんだお前は」 R:「難しい年頃なのですよ」 E:「ああ、思春期か・・・」 G:「違っ、俺は23だっつーの!だ、大体そっちの話は全然聞いてねえぞ」 O:「あ・・・聞かない方が身のためかと(年上だったのか・・・)」 G:「は?」 R:「あー・・・もしかして・・・(何となく分かるような・・・)」 E:「そんなに聞きたいか。なら聞かせてやろう」 G:「え・・・いや別に是が非でも聞きたいわけじゃ・・・・」 E:「まあ、いいから聞け」 O&R:「・・・やっぱりこうなるのか」 E:「カーマインは先ずだな、見た目こそ妖艶だがな笑った顔は可愛いし、普段は生真面目でしっかり してるのに時折妙に抜けてたりするところが天然で可愛い上に、世間知らずで純粋で色恋沙汰に疎いところは 少々困ったものだが、なんでもない事で恥らったり照れたりするところは堪らんし、か弱い抵抗は逆に萌えるし、 ツンデレっぽいところがあるにも拘らず最終的には甘いとか俺のツボをまるで知り尽くしているかのような・・・! しかも料理上手で何でも出来て仕事も出来るのに押し倒した時、ちょっと困ったような顔見せたりするところが どうしようもなく好きだ!」 G:「わ、分かったから!それ以上はもういらん!!」 E:「何を言ってる、これからが本題だ!」 G:「いらねっつの!おいルーファス、それからリーヴス、どうにかしろ・・・って、いねえじゃねえか!」 ルーファス、オスカー両名とものろけについて行けず撤退済みです。 G:「はあ?!俺も連れてけっつの!何二人だけで逃げ・・・」 ガシッ E:「逃がさんぞ、ギャリック=ラゼリオン!」 G:「ふざけろーーーー!!」 そんなわけで、要領悪いギャリックは延々と逃げた二人の分までのろけ話を聞かされ続けたそうな。 憔悴しきった彼が会議室から出てきたのは翌朝の事だった。合掌。 どっとはらい。 あ、一応書いておきますがギャリックとルーファスの姓名は我が家のオリジナルです。 お互いに特に意味のある名前ではありません。単に響きを重視したらそうなりました(アバウトー) ルーファスとオスカーがちょっと弱くなってしまいましたが、まあその辺は受け編でどうにかします。 でも何だかんだでギャリックとアーネストは仲良くなりそうな気がします。似た者同士なので。 |
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