バレンタインは結局大して更新出来なかったし、ホワイトデーこそ頑張るんだぜ企画(長っ)

・・・いや、敢えてホワイトデーに合わせるためにこんなにUPが遅くなったんですよ?
すみません、嘘です。ホワイトデーこそもう少し更新したいですね。なんだか15万打も近いですし。
そんなわけで第一弾は恋人自慢受け編です。じゅわっち!(着地は出来ねえ)



‖カーマイン、ゼオンシルト、メークリッヒ+α編‖

攻め編同様、とある会議室にて。

カーマイン(以下C):「・・・お邪魔します」

ゼオンシルト(以下Z):「あ・・・・」

メークリッヒ(以下M):「・・・・・・(ぺこり)」

C:「・・・・・・(見事に誰も喋らないな)」

・・・・・・全員人見知りするタイプでした。

C:「(仕方ない、ここは俺がどうにかするか)」

どうやら三人の中で一番大人なのはカーマインのようです※最年少

C:「・・・遅れてすまない、早急の仕事が入ってしまってね。
  俺はカーマイン=フォルスマイヤー、宮仕えの騎士兼大使を務めている・・・君たちは?」

Z:「・・・えっと、俺はゼオンシルト=エレイ、です。平和維持軍に在籍してます。軍人、なのかな一応・・・」

C:「俺が言うのもなんだが・・・あまり軍人らしくないな・・・そちらの彼は?」

M:「俺は・・・メークリッヒ。元モノポリス社の赤狼隊・・・今は気ままな旅人、といったところか」

Z:「メークリッヒはその・・・記憶喪失で・・・偶に聞いても分からない事があるから・・・」

C:「そうか、それはすまない。早く記憶が戻るといいな。あまり無理はしないでくれ」

M:「ああ・・・・」

C:「で、ここに集められた理由は・・・ある議題に対して皆で討論、でいいのかな」

M:「そう聞いている」

C:「じゃあ、その議題聞いてる人いるか?俺は聞いてない」

M&Z:「・・・・・・・・・・・・・・・」

沈黙。

C:「・・・・困ったな(どうしろと?)」

コンコン

Z:「あ、誰か来た・・・」

C:「どうぞ」

ルキアス(以下R):「ここにメークリッヒが来てるって聞いたんだけど」

M:「ルキアス!」

R:「あ、いたいた。じゃあここが受けの集う会なわけだな?」

C:「・・・・待て、何か共通点があるはずだとは思ってたが・・・それなのか・・・」

R:「言っとくけどオレは違うからな。本当は攻め組みなんだけど、変なウサギ(管理人)に
  いかがわしい大人たちの毒牙に掛かったら拙いとかなんとか言われてこっちに回されたんだ」

C:「・・・・ごめん、いかがわしい大人たちって多分俺の知り合いだ・・・」

R:「あー・・・アンタ如何にも受けって感じだよなぁ・・・」

C:「!!?(ガーン)」

R:「顔キレーだし、何か憂い帯びてるし、腰細いし、声エロいし、色気振りまきすぎだし・・・」

C:「や・・・やめてくれ、死にたくなるっ///」

R:「ま、別にいいんだけどさ。そういえば、こんなもん預かってるぜ」

ぴらり

Z:「紙・・・?」

M:「議題、か?」

C:「えーと・・・・『恋人自慢して下さい』だ、そうだね」

M:「俺だけ不利じゃないか」

Z:「あー・・・目の前にいるんだもんね・・・」

C:「・・・・・・(この子の事かな・・・逆かと思った)」

R:「・・・・アンタの考えてる事、何となく分かるぞ」

C:「あ・・・すまない。気に障ったなら謝るよ」

R:「んな素直に謝られたら怒る気失せるっつーの」

C:「そう、よかった。何はともあれ話を先に進めようか」

Z:「恋人自慢・・・誰から?」

R:「年功序列って事で年上から行くもんじゃねえの(ニヤリ)」

M:「・・・俺を嵌める気かルキアス」←一番年上

C:「まあ・・・そういう事ならメークリッヒさん、からで」

Z:「うん、メークリッヒからで」

M:「酷いな君たち!!」

R:「諦めろメークリッヒ。アンタからって事で満場一致だ」

M:「くっ!だから一人だけ20歳越えは嫌だったんだ・・・!」

R:「ほらほら、早くしろって次がつかえるだろ」

M:「はあ・・・。全く・・・ルキアスはそうだな・・・。まず、大体の事を卒なくこなすところが凄いな。
  家事に於いては右に出る者はいない。ウェンディも師匠と崇めてるくらいだし・・・。
  それから、ダーツも上手い。そして早寝早起きなために健康優良児でもある」

R:「待て、自慢ってそんっな味気ないのを淡々とする気かアンタ!」

M:「ちゃんと褒めてるじゃないか」

R:「違っげーよ!恋人自慢ってのは例えば格好いいとか優しいとかそういうところを褒めんだよ!」

M:「・・・・そんなに言うならルキアスが手本を見せてくれ」

R:「あ?ったく仕方ねえな」

Z&C:「・・・・・(上手く乗せられてるな)」

R:「あー、メークリッヒはとにかくだな、強くて格好いい。なんたってオレの目標だからな。
  料理洗濯なーんも出来ないけど、それはそれで男らしくていい。それから性格は多少ぼーっと
  してる時もあるが基本的に頼りがいがあって優しいし、こう見えて床の上では可愛いしだなぁ・・・」

M:「こらこら、人前で夜の事情は話すもんじゃないよ」

Z&C:「・・・・(バカップルだ。聞いてるこっちが恥ずかしい)」

R:「・・・とまあ、こんな感じだ。分かったなメークリッヒ!」

M:「そうか・・・。じゃあルキアスは可愛い」

R:「なぬーー!違う、オレが言って欲しいのはそういう事じゃなくてだな」

Z:「まあ、そこら辺の話は後で帰ってから二人でやってもらうとして次は俺?」

C:「設定資料集によると君の方が年上のようだ。と、いう事でどうぞ」

Z:「俺の場合、ギャリックとルーファスとどっちの話をすればいいのかな?」

R:「両方すればいいんじゃねえの?」

C:「・・・・・(と、いう事は俺も二人分しないといけないのか?憂鬱だ・・・)」

Z:「えっと・・・じゃあ、まずルーファス・・・は綺麗で優しくて、でも男らしくてちょっと意地悪な
  ところもあるけど、そこがまたいいというか傍にいてドキドキする・・・かな。
  それから結構積極的でストレートに好きって言ってくれるから安心するな」

C&M&R:「(・・・・普通にのろけられてるな)」

Z:「で、ギャリックは・・・ルーファスとは違った意味でまた優しくて、強いし格好いいし、頼りになるし・・・。
  すぐ紅くなったりするところが可愛いし、一緒にいると安心するし・・・大好き///」

C&M&R:「(ギャリック相手の方が若干乙女度が上がるんだな・・・ゼオンシルト)」

M:「で、最後は君か」

C:「うっ・・・回ってきたか(下手な事言うと後で酷い目に合わされそうだから嫌なんだよな)」

M:「一人だけ逃げるなんてなしだからな」

C:「うぅ・・・じゃ・・・じゃあまずオスカー、か。オスカーは・・・態度というか口調こそ優しいが
  実際は何と言うか・・・まあ見た目と中身というのは違うのが当然というか・・・・うん。
  一言で言えば腹黒い、な。でも・・・うん、綺麗といえば綺麗か。後はまあ・・・気は利くし・・・。
  優しいといえば優しい、かな。迷惑散々掛けられても憎めないところもあるし・・・」

Z&M&R:「(褒めてるようで貶してないか?!)」

C:「で、アーネストか・・・。まともな時はまともなんだが・・・ちょっと愛が深すぎて困る。
  いやしかし・・・あそこまで想われて無碍には出来ないし・・・少々嫉妬深いところがあるが
  それはそれで可愛いような・・・・いやでもなぁ・・・・普通にしてれば格好いいんだが・・・」

R:「な、なんか苦労してんだな、アンタ・・・」

C:「うん、まあ・・・どっちも我が強いからな・・・ふう(溜息)」

M:「しかし、相手が二人いる場合・・・どちらの方が好きなんだ?」

Z&C:「うっ・・・!」

R:「あー、それはオレも気になった」

Z:「そ、そんな・・・どっちと聞かれても・・・」

C:「ここで名前が出なかった方に一体何をされるか分かったものじゃないしな」

???:「おやおや、悲しいね。そこは躊躇いなくオスカーと言ってくれないと」

C:「!!?」

???:「私もてっきりそこはルーファスと答えて下さるかと思っていたのですが」

Z:「!!!???」

M&Z:「あ・・・・」

C:「お、オスカー何故ここに?!」

Z:「ルーファスも?!」

オスカー(以下O):「いやー、僕らも攻めの集う会とかに呼ばれてたんだけどアーネストの暴走についてけなくて」

ルーファス(以下R2):「迎えがてらこちらに伺ったんですが・・・ちょっと私R2って何ですか。プレステみたいじゃないですか」

R:「あ、多分オレとイニシャルが被るから・・・」

O:「まあ、仕方ないんじゃないかな。他に表記の仕方を変えればいい気もするけど」

R2:「・・・仕方ありませんね、我慢しましょう。それにしてもどうして答えてくれなかったのですかゼオン」

O:「そうだよ、カーマイン」

C:「・・・じゃあ、例えばここで俺が『アーネスト』とか答えてたらどうしてた?」

O:「そうだね、勿論犯り殺してたね」

一同:「・・・・・・・・・・」

C:「だから答えたくなかったんだ・・・。『オスカー』と答えてたら今度はアーネストに何をされるか・・・」

R2:「おや、ゼオンどうしたのですか?私はそんな事しませんよ。ギャリックを縛り首にします」

Z:「だ、だめだよーーー!!」

R2:「勿論、私は『ルーファス』と答えてくれると信じてますよ?」

Z:「う・・・それは・・・・・」

ビンッ(鞭を張る音)

Z:「あー、だめだったら!俺はその・・・どっちの事も凄く好きでどっちかなんて選べないよ・・・」

R2:「ゼオン・・・・・」

O:「君は?」

C:「え?」

O:「君もどっちも選べない〜って奴かい?」

C:「俺は・・・・そう、だな。どちらも好きだよ。どちらかがいなくなっても悲しい」

O:「間が気になるけど・・・まあ、そういう事にしておこうか(後でアーネストしばく)」

R&M:「・・・・俺たちの存在、忘れられてないか・・・?」

多分ね。

R2:「まあ、話し合いが終わったのなら帰りましょうかゼオン」

Z:「う、うん・・・って、ひゃあ」

ルーファス、ゼオンシルトをお姫様抱っこ。

R2:「暗い夜道で貴方が転んで怪我でもしたら大変ですから」

Z:「ルゥ・・・///」

ラブラブラブラブ・・・

O:「君もお姫様抱っこしてあげようか?」

C:「やめろ」

O:「もー、ツンデレなんだからカーマインは。そこがまた可愛いんだけど」

C:「ば・・・馬鹿言ってないでとっとと帰るぞ、次の仕事がある」

O:「まーたまた照れちゃって、可愛いねえ」

C:「離せ、ひっつくな!」

イチャイチャイチャ・・・・

M:「・・・・嵐のようだったな」

R:「な、なんだったらオレもしてやるぞ」

M:「何を・・・?」

R:「だ、だから・・・姫抱き」

M:「ルキアス・・・・」

R:「な、何だよ・・・」

M:「気持ちは有難いが・・・多分お前が潰れると思うぞ・・・?」←180cm、78kg

R:「・・・ッ!(ガーン)」

かくして恋人自慢大会受け編はルキアスの心に小さな傷をつけて幕を閉じたのだった。


どっとはらい。






受け連中は皆人見知りするので、なかなか話が進まないという罠。
ルッキーが来てくれて助かりました。しかしHENTAIと鬼畜ばっかりだな我が家は・・・orz

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