それは小さな願い事 それは大気が冷え、小雪も舞うような十二月の中頃。 大嵐の日に倒れていた少年、カーマインと共に過ごすようになって早二ヶ月あまりが経ち、 普通の人間とは比べものにならぬ速度で成長する彼は当初は五歳前後に見えた外見も今では 七、八歳ほどになり、身長も十センチは伸びた。やはり自分とは違う世界の者なのだな、と 再確認する。だからと言って別にどうもしないが。ただ、服の面でいろいろと面倒があるのは否めない。 本来ならサイズが合う服を着せるべきだが、いつまた成長するか分からぬのでは大きめのものを 用意するほかない。結局、カーマインはどれだけ大きくなっても相変わらずぶかぶかの服を着る事に なってしまっていた。まあ、それはそれで可愛いのだが本人からすれば生活し辛いものだろう。 そんな事を椅子に座って何やら書き物をしているらしいカーマインの後姿を見て思う。 勉強熱心な子だから、今日もそれだろうかと見当をつけつつ、いつも以上に悩んでいる時の クセである、頭上の耳をぴこぴこと動かす動作が多いのが気になってそっと近づく。 横に顔を持っていって彼が一生懸命向き合っている机上を覗く。そこにあったのはレターセット一式。 どうも勉強ではなく、手紙を書いているらしい。では何の手紙を誰に書いているのだろうか。 そこが気になるのは一応は保護者という立場にある者なら当然の事であると思う。 よって、単刀直入に聞いた。 「・・・・誰に手紙を書いてるんだ?」 「・・・・・・・・・ひゃ!!」 驚かせぬよう、気を配った筈だが声を掛けられたカーマインは耳も尻尾もピンと立てて固まった。 おまけに大きく見開かれた金銀の瞳がこちらを向き、慌てたように成長したとはいえ、まだまだ小さな 身体で手紙を隠す。・・・・・怪しい。 「・・・・・・何故隠す」 「な、なんでもないから!アーネストはあっちにいって!」 「・・・・・・・・・・・・・何?」 邪険にされてしまった。彼が自分の元へ来て初めての事なので正直途惑いとショックを隠しきれない。 本当に、一体誰に宛てて手紙を書いているのか。気にはなるが無理に問い詰めてもこの調子では恐らく 答えてはくれないだろう。それに嫌われる可能性もある。仕方なく、俺はこの場は一旦引く事にした。 最後に一度、未練がましく必死で手紙を隠しているカーマインを見つめながら――― ◆◇◆◇ 「・・・・・・・はぁ」 あれから早数日。未だに邪険にされたショックから立ち直れない自分がいる。 先ほどからこの執務室に何度溜息を落としているものか。最悪、以前のように万年筆を折るような 真似だけはしないよう心がけてはいるが。それでも、恐らく今の自分は酷い状態だろう。 俺をここまで落ち込ませる事が出来るのは、恐らく彼以外にはいないだろう。問題児である オスカーですら到底及ばない。リシャール様でも無理だろう。カーマインに、だけ。 良くも悪くも、あの子の自分に及ぼす影響力は計り知れない。そして思い知らされる。 自分はあの小さな幼子が気味が悪いほど愛しいのだ、と。 「・・・・・やはり嫌われたんだろうか・・・・・」 そうでなければ、突然態度が変わった意味が通じない。それに自分は相当に子供受けが悪い、 と思う。むしろ今まで嫌われなかった事が奇跡なんだ。そこまで思うと本当に海底で貝の殻にでも 閉じこもりたくなるほど落ち込んできた。・・・・・重症、だろう。また溜息が出る。 「・・・・・・・・・・・はぁ・・・・」 「・・・・・うっわ、リシャール様が言う通り本当にセンチメンタルになってる。キッショいな」 突然、自分しかいない筈の室内に聞き慣れた腹立たしい声が響く。気配を感知出来なかった事に 驚き振り返ろうと思ったが、思っている以上に心にダメージを受けているようで、自分では機敏に 動いているつもりでも実際には酷く緩慢でだらしない反応をしてしまう。 「・・・・・・な・・んだ・・オスカー・・・」 「なんだいアーネスト、また随分と今日は切れ味が悪いねえ」 いつもだったらキショいとは何だ、言葉はもっと正しく使え!とかなんとか言うじゃない、とやはり 腹の立つ言い様でいつの間にか人の執務室に侵入していたらしいオスカーは言う。 普段だったら確かに奴の言う通りの反応を返しただろうが今はそんなエネルギーはない。 ふん、と鼻を鳴らして無視をするのが精一杯だった。何と、情けのない。 「・・・・・ちょっとちょっと、無視しないでよ。っていうかリシャール様心配してたよ君の事」 「・・・・・・・・リシャール・・・・様が?」 「そう、さっき廊下ですれ違った時、全然生気というか覇気を感じなかったからって」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「なーんか悩んでるなら僕に言ってみる?聞くだけ聞いたげるよ?」 「・・・・・・・・お前に話したってどうしようもない」 「それは聞き捨てならないね。辛うじてでも親友でしょ?あ、分かったどうせカーマインの事でしょ」 にたりと笑いながらの奴の台詞に思わず肩をびくりと揺らしてしまう。・・・・・しまった。 そんな事を今更思っても遅い。オスカーのラベンダーの瞳が新しいおもちゃでも見つけたかのように 何とも言えぬ光を宿していた。これは絶対、からかわれる。 「へえ〜やっぱりね。だって君がそこまで情緒不安定になるのってあの子絡みだもんね」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「黙して通そうったってダーメ。顔に思いっきり出てるし。喧嘩でもしたの?」 「・・・・・・・・・・違う」 「じゃあ、そうだな・・・・。嫌いって言われたとか?」 「・・・・・・それはお前だろう」 「・・・・・うわ、ちょっと昔の古傷掘り返すの止めてよ。あ、いたた思い出すだけで胸が痛い」 本当に若干苦しそうに胸を押さえながらオスカーはふざけているのか本気なのかよく分からぬ口調で 話し続ける。前から思っていたがコイツの口に止め具はないのだろうか。喧しくて仕方ない。 無視し続ければ少しは大人しくなるかといえばそうでもなく。相手が聞いていようがいまいが こいつには結局のところ関係がない。本当に傍迷惑な奴だ。そんなわけで、黙っていようが相手に しようがどっちにしろ喋り続けるというのなら、いっその事まだ相手をしてやった方がましかと思い、 渋々相槌を返す。 「・・・・・何か、手紙を書いているようなんだが」 「手紙ねぇ、誰に?」 「それが分からないから悩んでいるんではないか」 「聞けばいいじゃない」 「聞こうとしたら手紙を隠された上に邪険にされた」 「ふ〜ん、それでさっきから死にそうな顔してるんだね君」 反抗期の娘に愛想つかされたお父さんみたいだよ、などとよく分からない喩えをされて眉間に皺が寄る。 そうすればオスカーはまたしても人の悪そうな笑みを携えて。 「そーんな、怖い顔してちゃ、愛想つかされても仕方ないかもねぇお父さん?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「ほんっと、革命だよねえ。あの大の子供嫌いがこーんなにあの子に振り回されるなんてさ」 「・・・・・・・・・煩い」 「まあ、可愛い子だからね。いい子だし。サンタクロースが一番好きそうな子だよねえ」 「・・・・・・・サンタクロース?」 何故、今そんな名前が出てくるのか。心底意外そうに問えば、紫の瞳は驚いたようにこちらを見て。 「え、だってもうすぐクリスマスじゃない。サンタが話題に上るのって別に不自然じゃないでしょ?」 「・・・・・・・クリスマス・・・・・・」 「!あ、分かった。ひょっとしたらあの子、サンタクロースに手紙書いてるんじゃない?」 「・・・・・・サンタクロースに?」 「だって、覚えない?小さい頃さクリスマスに欲しいものをサンタさんへの手紙に書くってやつ」 「・・・・・俺は経験ないからな。いやしかし、ありえん話ではないか・・・・・」 サンタクロースやらクリスマスの風習など彼の世界であったのかは知らないが。 ひょっとしたらいつも勉強のために読んでいる本にそんな記述があったのかもしれない。 それによくは知らんが、子供はサンタクロースへの手紙を大人に見せる事を酷く嫌うようだし。 確かに、時期的にいってもそうなのかもしれない。むしろ今となってはそれしか考えられない。 そこで俺は思う。 「・・・・・やはりプレゼントを用意してやった方がいいのだろうか」 「・・・・・・・・・・は?」 「いや、すっかり忘れていたが、もしサンタへ手紙を書いてるとしたら何か欲しいものがあるんだろう?」 「まあ、そうなるね」 「だったらやはりプレゼントしてやるべきだろう」 「まあ、いいけどさ。その欲しがってるものの見当つくの?手紙は見してくれないんでしょ?」 「・・・・・それなんだが、普段から全く我侭らしい事の一つも言わんから・・・・さっぱりだ」 「今時珍しく奥ゆかしい子なんだねえ。だったら尚更君が気づいてあげるべきだと思うけど?」 頑張ってよね、お父さん♪と捨て台詞を置いてオスカーはひらひらと後手を振ると、 部屋を出て行った。一体何をしに来たのか。分からないが構っている暇もない。早く残りの書類を 片して家に帰る事の方が重要だ。ただでさえ、出仕している時間の方が長いのだから。 急いで帰らねば、カーマインと話すどころか欲しがってるものを探る時間もなくなってしまう。 それはまずい。クリスマスくらいは我侭を言わせてやりたい、喜ばせてやりたい。 その思いだけで俺はいつも以上にペン先を走らせた。 ◆◇◆◇ そしてクリスマス前日、二十四日。 師走と年末は忙しいとはよく言ったもの。毎日のように早く帰るために色々無茶をしたツケが 現れ始める。しかも、結局一週間ほど探りを入れてみたが、カーマインの口からは聞けない上に まるで避けるようにこそこそと隠れてしまうのでカーマインの欲しいものは何なのか 全く分からなかった。骨折り損、とでも言うのだろうか。そんな事を白み始めた脳でぼんやりと考える。 「・・・・・アーネスト随分やつれたねえ」 「・・・・・・・気を利かせてお前が自分の分くらい仕事を片してくれてればこうはならなかったんだが?」 「ははは、何言ってんの僕からの君へのクリスマスプレゼントだよ」 「・・・・冗談にしてはつまらんし、本気だったら殴っても気が済まんな」 「暴力反対。ところで君の方はどうなのさ?」 「・・・・・・・・・・・・?」 急に話題をすり替えられて途惑う。首を傾げばオスカーは腰に両手を当て、前のめりに 口調を強くしながら言う。 「だからー、君の家の可愛い坊やのクリスマスプレゼントはどうしたのって聞いてるの!」 「ああ・・・それか。結局分からなかった」 「・・・・・やっぱりね。だと思った。それじゃあ、結局何もあげない訳?」 「いや、仕方なく別のものを買った。喜ぶかどうかは・・・・分からんがな」 「ああそう。でも、あの子だったら何でも喜びそうな気はするけどね。それよりいいの?」 「・・・・・・・・・・・何がだ?」 「え、もしかして気づいてない?外見てみなよ」 「・・・・・・・・・・・・・?」 自分の背後にある大窓を指差され、つられるように見遣れば、窓の外はすっかり暗い上に それをまるで照らし出すかのような、仄白く冷たい光が降り注いでいた。 「・・・・・・雪?」 「そう、それも稀に見る大雪、らしいよ。早くしないと関所も閉まるんじゃない?」 「それは困る・・・・・が、生憎仕事がまだ残っている・・・・・」 「ふぅん、じゃあ残る?でも今帰らないと多分今日明日と帰れなくなるだろうけどね」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「しょうがないねえ、今度こそ正真正銘のクリスマスプレゼント。君は帰っていいよ」 「・・・・・・・・・・・・・・・・は?」 「君の小さな恋人君に悪いからね。残りの仕事は僕がやっといてあげる」 残りの仕事はやっといてあげる、と随分恩着せがましく言われたが、その残っている仕事は 元々全て奴のものなのだがここで口答えしても話がこじれるだけなので黙っておく。 小さく頷いてから席を立ち上がるとコートとカーマインのために用意したプレゼントを手にし、 部屋を出る。外は部屋の中から見る以上に激しく雪が降り注いでいた。喉すら痛む冷気に 全身が強張るがそうも言っていられない。愛馬を馬小屋から率いてくると降り積もる雪で 関所が閉鎖される前にコムスプリングスへと急ぐ。今日中に着かなければ意味がないだろうから。 ◆◇◆◇ 「・・・・・・・・遅かったか」 何とか、関所が閉じる前にコムスプリングスに着いたものの、コートに入れておいた懐中時計の針が 示す時間は真夜中の二十四時を過ぎている。雪に足を取られて騎乗していたにも拘らず常の倍以上は 時間を食ってしまった。雪と冷気で固まりかけた髪を乱暴に掻き上げ、大きく息を吐く。 吐息は白く、吸い込む空気は冷たすぎてやはり痛い。軽い咳が漏れる。未だに衰える事なく注いでくる 雪を払いながら、もう寝ているだろうカーマインを起こさぬようそっと扉を開けた。 「・・・・・・・・・・・・・・」 一歩、足を踏み込むと暖炉で暖められた部屋との温度差で吹き抜ける風が白く色づく。 そして部屋の空気に触れれば冷たい風は生暖かなそれへと姿を変えた。玄関先に雪が入り込んでいるので 急いで扉を閉めれば、ここにきて初めて気づいた。部屋の中に何やら甘い香りが漂っている事に。 香水やら花などとは違う、言うなればお菓子類の匂い。甘いものがあまり得意でない俺はその 甘ったるい香りに軽く眉を寄せつつ、玄関先から部屋の奥へと足を進める。その度に漂ってくる甘い香は 強くなっていった。リビングへと通じるドアを開く。 空けた瞬間目に入るのはささやかに、そしてまるで子供が飾り付けたように歪な、どうやら周囲の木々の 葉を編んでリボンでくくりつけたらしいリースとその下のテーブルに突っ伏すように眠っている幼子、更に その手前に置かれた人型と猫の型に模られた、多少焦げてはいるものの型崩れする事のなかったクッキーと 思しきもの。どういう事か考えなくても分かる。最近どうもこそこそしていると思えば。現在机の上で 眠っている幼子は俺に隠れてこれらの・・・・クリスマスの準備をしていたらしい。子供の手では、色々と 大変だったろうに。半分呆れ、もう半分は感心しながら微かに耳に届いてくる健やかな寝息の元へと近寄った。 「・・・・・・風邪を、引くぞ」 くしゅっ、と小さくくしゃみを漏らした細い肩を見遣りながらそっと呟く。呟いたところで夢の世界に 浸っているカーマインの耳には届かないだろうが。取りあえず今自分が身に纏っているコートを脱いで 掛けてやる。それから片手にすっぽり収まるだろう小さな顔を覗く。可愛いと、自分でなくとも思うだろう 寝顔に微かに涙が浮かんでいる。その事に胸が痛む。寂しい思いを、させてしまったのだろうと。 痛む心のままに目尻に浮かんだ涙を拭ってやり、何度も頭を撫でてやる。 「・・・・・・・ごめんな」 すまない、よりもカーマインに合わせた言葉を選び謝罪する。こちらもきっと聞こえてはいないだろうが。 むしろ、聞こえてない方がいい。聞こえていたら、きっとこの幼子は自分を許してしまうだろうから。 涙を流していた事さえ隠して、「アーネストは悪くないよ」と笑ってしまうのだろう。なんて痛々しい。 風邪を引かせるわけにはいかないと椅子に座ったまま眠ってしまっている小さな身体をコート諸共 抱き上げながらそんな事を思う。しかしふと彼が座っていた目の前に置かれていた、どうやら彼が 作ったらしいクッキーが気になり、片手でカーマインを抱きつつ、やや歪な形をしたクッキーへと手を伸ばす。 一枚だけ口にすれば、当然ながら甘い。それから、何処か暖かい気持ちにさせる。作り手の心を 反映させたように。 「・・・・・最高の贈り物だ。有難う、カーマイン」 すやすやと腕の中で眠り続けている寝顔に口付けて、今まで止めていた足を再び動かす。 リビングの更に奥、書斎の隣りにある白い扉を開き、中に一台だけあるベッドへとカーマインを下ろした。 コートを退けて、細い肢体に毛布を掛け、一度その場を離れようとするとクンと服の裾を引かれる。 驚いて背後を振り返るものの、依然としてカーマインは眠り続けていた。あくまで無意識の行動。 それがまた、余計に嬉しいのだときっとこの純粋無垢な生き物は知らないんだろう。知らないからこそ こんなにもこんな自分に懐いてくれるのだろうと思う。それは分かっているが、それでも伸ばされた 指先を払う事なんて出来ず、ベッドの淵に座る。その拍子に枕元に何か置かれているのに気づいた。 「・・・・・・・・・・何だ?」 気になって出来うる限り身を寄せれば、枕元に置かれたものの正体を知る。 「・・・・・・・・・靴下?」 これもまた、手作りらしい。何て器用な子なのだろうと驚きながら枕元にあるには些か不自然な それを手にする。そうすればカサリと何か紙のような物が音を立てたのが分かった。 ともすれば、中身が気になる。悪いとは思いつつ俺は靴下の中身を取り出した。 「・・・・・・手紙、か?」 しかも宛名はサンタクロース。以前彼が自分に隠れて書いていたものだ。今となってはもう不必要な ものだが、結局何が書いてあったのだろうと封筒の中身を見る。何だか泥棒のような気分だが 気になるものは仕方ない。丁寧に折られた手紙を広げ目を通す。すると漏れるのはなんとも言えぬ笑い。 「・・・・・有給、まだ残っていただろうか」 口元に手を当て、呟く。幸せを噛み締めるようにゆっくりと。それから、まだ自分の服の裾を掴んで 離さない愛らしい、オスカーの言うところの小さな恋人の寝顔を見つめる。子供とはいえ、やはりその 造作はこの世のものとは思えぬほど美しく、少し心臓に悪い。 「二つめのプレゼントもあり難く受け取らせて頂こう」 カーマインの頭上の耳へと囁いて、今日のところはもう身動きする事が出来なそうなので自分も ベッドに横たわる。それからカーマインの小さな身体を包むように抱きしめた。眠りに落ちてしまった 自分たちの脇では白い、サンタクロースへ宛てた手紙が静かに、何処の世界にも存在しないような 優しい調べを奏でる。 『サンタクロースさんへ いっぱいいっぱい、いい子にするから 僕の大好きなアーネストに、お休みをあげて下さい。 カーマインより』 翌日、自分の用意したプレゼントをカーマインに渡した後、早々にアーネストは休暇申請を提出しに 行く事になるのは、良い子を愛するサンタクロースだけが知っていた。 fin 当日が過ぎてからUPされましたクリスマス小説です(殴) アンケートでは二人でパーティとあったのですがパーティしてませんね。 嗚呼、すみません。そしてカーマイン殆ど出番なし・・・・・。 そ、それでも甘く甘くー!!と何とか砂吐きものにしてもましたが どうでしょう・・・・。カーマインVer.もあった方がいいんですかね。 もう過ぎてるけど・・・・(刺) Back |