波乱☆混乱☆大乱闘 〜タイトルセンスがまるでないよ〜 第三話 妙な、緊張感が走っている。 校庭で渦巻く木枯らしですら吹き消しかねない闘志が二人の男の間で溢れていた。 それを遠巻きに、奇異の目で一般生徒は見守っている。一部を除いて。 「いけー、アーネスト!負けたら晒し首の刑だー!」 「ライエル、敗北は死を意味するものと思えー!」 「・・・・・二人とも、それって応援してる・・・・・のか?」 白組団長のリシャールと同じく白組のジュリアは、生徒会本部テントの下にて怒声を張り上げていた。 その横にいる紅組団長のカーマインはやや引き気みにそんな二人を見つめている。 何故白組連中がそれほど熱くなっているかといえば(半年以上も間が空いていたため)皆様は忘れているかも しれないが、カーマインと行く某アミューズメントパークに二泊三日ご優待券という副賞が懸かっているからであった。 そのため第一競技『パン食い競争(ベタ)』の白組アンカーであるアーネストに並ならぬプレッシャーをかけている。 一方プレッシャーをかけられている本人からすれば。 「・・・・何で俺だけ命懸けなきゃならないんだ・・・・・?」 しかもこんな小学生のお遊戯みたいな競技に、と酷く納得いかないといった様子でスタート位置に立ちながら 溜息を吐いている。それを横目で対戦相手のオスカーが不敵に笑いながら見つめていて。嫌な視線と笑みを受けて アーネストは更に眉間に皺を寄せ、オスカーを睨み据えた。 「・・・・・何だ」 「べ〜つに〜?」 「別にという態度ではないだろう。相変わらず腹の立つ奴だな」 本当に腹を立てながらアーネストは言う。オスカーはそれには気を留めた様子もなく、準備運動の屈伸をしている。 余計にそれが腹立たせる要因であるのだと、恐らく自覚はあるだろう。つまりは確信犯だという事だ。 例えどんなに子供染みた勝負だとしても、冷静である事が勝利へと導くのだから。感情を揺り動かされてしまっては、 敗北に一歩、歩を進めるようなもので。その事にまだ気づいてないアーネストは怒気も露に地面をトントンと蹴っていた。 (掛かった、掛かった。アーネストって何だかんだで短気だもんね。ま、仕掛けはもう一つあるけど) この勝負貰ったね、とオスカーはほくそ笑んだ。アーネストと真っ向勝負となると、どう考えても高等部一運動神経の いい彼に勝てるわけがない。だから、少々卑怯な手でも使わなければカーマインにいいところを見せられない、というのが オスカーの言い分である。そこには全くといっていいほど罪悪感の欠片も含まれていない。もっとも敵には回したくない タイプの人間である。そうこうしてる間にアンカーの順番が回ってきた。二人は位置につく。状態を屈めしっかりと前を見据える。 合図のピストルが鳴って、走り出した。 「よし、スタートダッシュは合格だな」 「まあ、よく考えてみれば・・・当然でしたね」 「・・・・・・・・・・?」 応援席からはライエル派、リーヴス派それぞれに分かれた女子の黄色い声援が飛び交い、生徒会本部では淡々とした 感想が漏らされている。他校生であるカーマインはきょとんと横のリシャールとジュリアの顔を窺った。異彩の双眸からの視線を 本能で感じ取ったジュリアはにっこりと笑みながら解説する。 「マイ=ロードは学校が違うので知らないかもしれませんが、ライエルは我が校で一番運動神経が長けているのです」 「当然、足も速いという事だな」 ジュリアの言葉にリシャールが一言付け足す。カーマインは二人からの説明にへぇと小さく相槌を打った。 次いで、トラックの方へと目を向ければ、今言われたとおり校内一の運動神経を誇るアーネストがオスカーに僅かに差を つけて今のところトップである。実を言えばもう四人ほど走っているのだが、前を行く二人からは遠く離れすぎていて 皆の視界には映っていないようだ。応援席から聞こえる声援も前の二人だけに注がれている。他の走者が可哀想な 気もするが、インペリアル学園でアーネストとオスカーは男女問わず羨望の的にされる人物であるのだから仕方のない 事なのかもしれない。しかし走っている当人たちにとってはそんな声援などどうでも良かった。とにかく隣りを走る 男にだけは絶対に負けない!と互いにその思いでひた走っている。 ところで、この競技は『パン食い競争』なのである事を覚えているだろうか。 ただ走るだけではない。文字通り、パンを食う競争なのである。よってオスカーより先行していたアーネストの前には 糸にぶら下がったパンたちが広がっていた。 「・・・・・・・・・・・・はぁ」 気は、進まない。高三にもなって何が悲しくてパン食い競争などしなくてはならないのか、とアーネストは思う。それは彼らの 走りを見ているギャラリーも賛同している。特に女子の目が『何が悲しくてぶら下がったパンを目前にぴょんすかする美形の 無様の姿を見なければならないと言うのか・・・!』と語っていた。 けれど。 ぱく 「「おっ」」 「わ、アーネストさん凄ーい」 生徒会本部から思わず感嘆の声が漏れ出た。それもその筈。もっと悪戦苦闘するかと思われたアーネストはもとより人一倍 長身な事もあるが、その類稀な身体能力による跳躍力の高さの賜物で流れるような動きでパンの一つを口でキャッチしていた。 それは無様どころかちょっと格好いいような気がする。ほう、と何処からか桃色の溜息が零れ落ちた。 しかしである。 序盤でオスカーがもう一つ仕掛けがあるとぼやいていたのをお忘れではなかろうか。このまますんなりと一位に 収まったままで済むわけがない。アーネストが異変に気づくのは数秒後、口に含まれたパンを強く噛んでしまったその時。 初めにピクリと灰色掛かった柳眉が動く。それから緋色の瞳の目元へ不快そうに皺が刻まれた。 快調なペースだった足が止まる。オスカーはアーネストの様をみてガッツポーズし、生徒会本部の白組二人は憤慨した。 「あ゛ーーーっ、アーネスト貴様ぁぁぁーーー!!」 「何を止まっている!!殺すぞ!!!」 「・・・・・・・二人とも落ち着いて・・・・!」 ウーロン茶を口に含みつつ、 総立ちで味方に対し聞くに堪えないブーイングを零しているリシャールとジュリアを カーマインは慌てながら押さえつける。その一方で、急に立ち止まってしまったアーネストを見遣る。金と銀の素直な瞳には 元からあまり健康的ではない長身の青年の顔色が益々酷くなっているように映った。 「・・・・大丈夫かなぁ」 ぽつり、ぼやく。押さえつけている二人の野次に掻き消される勢いで。 その間にオスカーがすいすいとアーネストを抜いてゴールに到着していた。その顔にはしてやったりと書かれている。 一位の旗を持ってひらひらとカーマインに向けて手を振った。カーマインは戸惑いながらも小さく手を振り返す。 ついでとばかりに投げキッスとやらも寄越されたが、それはリシャールとジュリアの鉄壁の防御によって阻止される。 オスカーは小さく舌打ちした。 「・・・チッ、会長にジュリアめ余計な事を・・・・」 ぼやきつつ、自分の後を追うようにふらふらしながらも二着でゴールテープを切ったアーネストに視線を留めた。 スタート前と同じく不敵な笑みを浮かべるオスカーに気づいたアーネストは青い顔で力なく睨みつける。 そこには普段の迫力も何も込められていない。何か言おうと口を開いてもすぐに気分が悪そうに閉じられる。 あの、アーネスト=ライエルに有るまじき姿に一部ではどよめきが起きていた。 「はぁい、アーネストご機嫌如何?」 オスカーの言葉に漸くの思いで返す。 「・・・・お前、パンに細工をしただろう・・・」 「さあ、何の事やら〜♪」 「恍けるな、この競技の代表者は確か貴様だった筈だ・・・・・」 「確かに僕が代表者だけどー、僕はただ当日使用予定のジャムパンをあんぱんに変えただけだもーん」 「・・・・・やっぱりお前か・・・・・・」 「やっぱりって何さ〜。あ、ひょっとしてアーネストあんぱん嫌いだった?」 「・・・・・・・・白々しい」 「好き嫌いする方が悪いんだよ」 「・・・・・・・・・・・っ」 代表者なのをいい事に、パンの中身を当日にアーネストの嫌いなものへと入れ替えたオスカーは責められても しれっとしている。どころか、好き嫌いするアーネストが悪い、と正論のような開き直りを見せた。確かに一理はあるため、 アーネストは何も言えない。ただ、気持ち悪そうに口元を押さえている。そんな彼にオスカーは止めを刺す。 「まあ、ね終わってから何か言っても遅いんだよ、アーネスト。ほら、よく言うだろう?」 「・・・・・・・・・・・・・・?」 「勝てば官軍」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・〜〜ッ!」 「負けた方が悪いのさ、じゃ僕次の競技あるからまたね〜」 ひらひらと後ろ手を振って去っていくオスカーに思いつく限りの罵声を浴びせ掛けたい気持ちになったアーネストで あったが、それよりも早くオスカーが目前からいなくなってしまったのでどうにも出来ない。ただ、所在無さげに振り上げた 拳をゆっくりと下ろす。再び吐き気が込み上げてその場に蹲ろうとしたところで細い手が伸ばされた。 「大丈夫ですか?」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・あ」 ひんやりとした白い手が白銀の短髪を撫ぜる。それからウーロン茶の入ったペットボトルを差し出した。 「ちょっと飲んじゃったんですけど・・・冷たいですから」 どうぞ、と優しい声音で告げてきたのはついさっきまで本部のテントでリシャールとジュリアを押さえつけていた青年だった。 首を傾げた際に揺れた黒髪が目に眩しい。アーネストは弱っている時に優しくされた事もあるが、それ以上に優しく してくれたのが自身の想い人であるが故に大きく目を瞠り、やがて破願した。 「・・・・有難う、カーマイン」 「いえ、それにしてもアーネストさん・・・どうされたんですか途中・・・」 「ああ・・・・いやその、恥ずかしい話なんだが・・・・俺は・・・・餡子が苦手なんだ」 「苦手、ですか」 「・・・・ああ」 格好悪い、とアーネストは俯く。それ以上に情けなかった。何も想い人の前で弱点を晒す事はないだろうと。 きっとカーマインも呆れているだろうと思うとアーネストは益々顔が上げられなかった。地面に濃い影を落とす。 けれど。 「偉かったですね」 「?!」 意外な言葉と共に頭を撫でられて、驚きのままに勢いよく面をあげる。カーマインはその反応に少し驚いた風に目を見開き ながらも緋色の視線とかち合うと柔らかく微笑んだ。まるで、安心させるかのように。 「苦手なもの食べてもちゃんと、最後まで走ったんですから・・・・偉いですね」 「・・・・・・・格好悪いとは思わんのか?」 「・・・・?格好悪くなんてないですよ。むしろ格好良かったです・・・・・お疲れ様」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「アーネストさんは次は棒倒しまで出番ないですよね。本部で休んでて下さい」 にこりと最後まで微笑んでカーマインは召集が掛かったために少し申し訳なさそうにしつつもアーネストから離れていく。 華奢な背が入退場門の方へと徐々に小さくなっていく様をアーネストは僅かに回復してきた状態に軽く息を吐きながら 見送る。やがて漆黒の後ろ頭が見えなくなると、手に握らされたペットボトルへ視線を落とす。少し回復したとはいえ、 まだ大分気分が悪いので水分補給をしておきたい、と有難くそれに口を付けた。コクリと弱い力で飲み込む。 そこに来てアーネストはカーマインの言っていた事を思い出した。 『ちょっと飲んじゃったんですけど・・・冷たいですから』 「・・・・・・・・・・・・・あ」 気づいて、慌てた風にペットボトルから口を離す。前が見れない。先ほど以上に蹲って頭を伏せた。 今、顔を上げてしまえばきっと遠目にも紅いと分かってしまうだろうと。ちらりと足と顔を覆う腕の隙間から指先に 握られたウーロン茶へと視線を向ける。余計に頬へ熱が篭もるのが分かった。出した声が情けなく震える。 「・・・・・・・・・間接―――だ」 意識して耳を傾けねば到底拾う事など出来ないほどか細い声は次の競技を知らせるアナウンスに意図するでもなく、 掻き消された――― ◆◇◇◆ 「アーネスト、何ださっきの不甲斐ない様は!」 アーネストが本部席に戻るなり、リシャールの怒声が響く。しつこいようだが本日の勝敗結果によってカーマインと行く 某アミューズメントパーク権が得られるか得られぬかの瀬戸際なのである。故に面倒な事が嫌いなリシャールも いつになく真剣そのもので。けれど、リシャールがどんなに激昂してもアーネストは堪えない。どころか、ぽーっと 浮ついた表情を血色悪い面に浮かべている。 「・・・・・?何だ、お前熱でもあるのか・・・・?」 だったら、怒鳴るのは少し可哀想な気がしてリシャールは僅かに声を和らげた。けれどもアーネストはそんなリシャールに 小さく首を振り、カタンと空いた椅子に腰掛ける。 「・・・・少し、オスカーに嫌がらせを受けただけです」 「何?!オスカーめ、準備中どうも大人しいと思ったら・・・小癪な!」 「・・・・・・いや、好き嫌いのある俺も悪かったんです、申し訳ありません」 ぼそぼそとアーネストはオスカーをフォローしつつ謝る。その常にない態度にリシャールは寒気を感じた。 ブルブルと震えながらに口を開く。 「お、お前どうしたんだ・・・何か悪いものでも食ったのか?!ありえない、ありえなすぎる」 「・・・・・・・・・・・は?」 「いつものお前だったら絶対オスカーのフォローなどしないだろう。あー!なんか不気味すぎて怖い・・・!!」 「失礼ですね。・・・・・ところで、ジュリアンは何処に・・・・?」 「何だ、今更気づいたのか?ジュリアは次の競技に出ている。オスカーをいてこますと張り切っていたぞ」 ほら、と指差された先には確かに鉢巻を巻いて鬼のような形相をしているジュリアが立っていた。心なしか バックに炎が見える。当然の如く周りの生徒は避難していた。 「大丈夫ですかね・・・・」 「何、ジュリアは男よりも男らしい奴だ、平気だろう」 「・・・・いや、ジュリアンじゃなくてオスカーが・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」 「・・・・・・・・・・・・・・・ジュ、ジュリアだってそこまで子供じゃないだろう。平気だ兵器」 「会長、二回目の『平気』が『兵器』になってます」 「やかましい、男が小さな事を気にするな!!」 「(これって小さい事か・・・・?)」 無責任なリシャールの言葉に呆れつつ、アーネストは傍観の態勢に入った。 基本的に我関せずの姿勢を貫くつもりらしい。もっとも賢明な判断だった。ふと次の競技が気になって進行予定表に 目を通す。競技によっては身体を張ってでもジュリアを止めねばなるまいと思い。 「・・・・・玉入れ」 またしても幼稚な、と思う一方で危険は少なそうだと安堵の息を吐く。ついで横ではしゃいでる問題児を見咎める。 「・・・・・先ほどから思っていたんですが、今回の競技種目を決めたのは会長ですか?」 「ん、そうだ。どれもこれも愉快そうだろう!」 「(・・・・・・・お前だけな)」 「何だ、アーネスト何か言ったか?」 「いえ、別に・・・・それより競技が始まったようですよ」 誤魔化すようにアーネストは言うと、深く追求されぬように視線をオスカーやジュリアへと移す。 玉入れといえど、あの二人なら何かしら問題を起こしかねない。特に、ジュリアが暴走すると手がつけられない。 そんな事にならねばいいが、と本来なら会長であるリシャールが気にせねばならない事にアーネストは思いを馳せる。 競技開始のピストルが鳴った。 「おー、やってる、やって、・・・る?」 「殺ってる、の間違いじゃないですか?」 淡々と告げるアーネストの緋色の瞳とその隣りで高見の見物を決め込んでいたリシャールの蒼い瞳がとんでもないものを拾う。 それは酷く安全で平和的な競技である筈の玉入れで戦争を起こしている二人組みを。白組のジュリアと紅組のオスカーは 互いの色の籠ではなく、互いに向けて地面に落ちている玉を投げ合っていた。それも物凄い勢いで。 「いったいなー、こんな土のついた玉なんて投げないでよ!僕の美貌に傷がつくでしょ!!」 「知った事か!男のクセに何を軟弱な事を!!だから貴様は気に食わんのだ!」 「ちょっとジュリア、最近アーネストに似てきたんじゃない?かーわいくないよ!!」 「何、あんな白髪と一緒にするな!それに私はお前に可愛いなどと思われんでいい!」 大声で怒鳴りながら、ひたすら紅白の玉を投げあう。顔面に当たろうものなら鼻血は避けられないであろうほどの スピード。放送席から止めるように言われても二人の耳には聞こえていないようで、むしろ悪化しているような気すらする。 「おい、アーネストそろそろ止めに行った方がいいんじゃないのか」 「・・・・・・あんな事を言われてですか?大体それは会長の仕事でしょうが」 「まあ、そう言うな。お前の頭が白いのは事実だ」 「・・・・・・・・・・・〜〜ッ」 「私は面倒事は嫌いだ。というわけでお前に任せる」 「・・・・・・・・・・・・・・〜〜ッ」 「はっはっは、そう青筋を立てるな。後で広報部のマリウスに撮らせているカーマインの写真を焼き増してやるからv」 「!行ってきます」 ジュリアの言に上乗せたりシャールに憤慨していたアーネストは、鶴の一声で機嫌を180度反転させると 勇み足で問題を起こしている二人の元へと駆け寄った。 「いや〜、扱いやすい部下を持って私も幸せ者だ」 「リシャール、まぁた部下を顎で使ってるんですか」 「・・・・げっ、エリオットいつの間に」 「ま、僕に実害がなければどうでもいいんですけどね。それよりカーマインさんの写真がどうとか言ってませんでした?」 「・・・・・・・・・・地獄耳め」 「良いんですかぁ、そんな口利いて。他校の生徒の隠し撮り写真撮らせてる事、母上にチクっちゃいますよv」 「や、やめてくれ!母上がキレるとおっかないんだぞ・・・!」 「じゃあ、僕にも焼き増して下さいねvラージサイズでv」 「・・・・・・・・・・・お前には頭が下がるわ」 やりたい放題のリシャールも、兄のエリオットには敵わず、リビエラとの交渉額について頭を悩ませる事になった。 そんな不法取引が展開される中、嗾けられたアーネストはといえば、止めるどころかジュリアとオスカーの両方から 次なるターゲットと見做され集中攻撃を受けていた。結局終了の合図が鳴るまでその関係図は崩される事なく、 三人を放置して決着が着いていたのだった。 ≪back top next≫ お、終わりませんでした。 今回はギャグよりちょっと学園ものらしく甘酸っぱい青春を 目指して玉砕したような・・・・?(駄目じゃねーかー) ペットボトルはアニーの宝物になりました(爆) 次で果たして終われるのか・・・? 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